伊豆在住ライター小林ノリコの伊豆グルメ情報+∞ (仮)

毎週火・木曜更新。 covanonwriting.themedia.jp/

イラストレーターさんにお伝えしたい、アナログで壁画を描くという仕事

イラストレーターさんは、壁画を描く技術を持っておいた方がいいかもしれない。

 

絵の種類にもよると思うけど、オシャレで今っぽい感じのイラストを得意としている人はとくに。

 

某お店を取材したとき、オーナーさんから聞いた話。
店舗の表面に、昔っぽいかわいらしさのあるグリム童話のイラストが欲しかったので、県内の看板屋さんを当たったのだが、壁画を書ける職人さんがついぞ見つからず。
ようやく県外の看板屋さんで、壁画を描いてくれる人が見つかって、昔の童話絵本を見本に描いてもらったという。確か、銭湯の壁画を書いてるっていう人だったかな。

 

とってもかわいかったので、私もこの話を聞く前に思わず写真に収めてしまっていた。

 

壁画を描いてもらってから、お店の写真を撮っていくお客さんが増えたそうだ。この話を聞いたのはインスタが流行る前なので、SNSのことなんてオーナーさんは考えてなかったのかもしれないけど、昔より駐車場に停まってる車が増えたように見える。

 

 

最近、いろんなところで壁画を見かける機会が多いけど、多くは地元の学生が描いたものや写真を転写したもので(それもいいかもしれないけど)、観光客が思わず写真に収めたくなる絵は数少ない。
子どもたちが心を込めて描いたってのは伝わるけど、まあ、それだけだよね。

 

プロが描いたものってやっぱり伝わるものがあるし、人を惹きつける魅力があると思う。

 

ヘダトロールや、三島市梅名にあったhaterumaの壁面にサノユカシさんがイラストを描いて、それがとってもオシャレでカメラに収めたいと思ったし、小泉智秋さんが描いたSpokeCafeにある伊豆半島の壁画や、ヴィラヴェッラの店内の壁画は、お店の個性のひとつになってたし、お客さんが写真を撮るスポットにもなっていた。

静岡県東部・伊豆あたりだと、アナログでイラストを描ける、しかも看板や壁に!っていう技術のある人って少ないんじゃないかな?

 

挿絵やLINEスタンプSNSの漫画を描くっていうマネタイズの方法も面白いけど、壁画ほどたくさんの人の目に触れて、自分の宣伝になる媒体(!?)ってそうそうないんじゃないかしら。

 

アナログのできる人って強いな~と、つくづく思う今日このごろでございます。

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▲地元在住のイラストレーター・小泉智秋さんが描いたSPOKE CAFEの壁画

サンクデザインオフィスさんの倒産情報を知って思う、静岡で出版をやることの難しさ

あんまりブログやSNSで景気の悪い話はしたくないんですけれども。

 

隔月刊の雑誌「BARATEE(バラッティ)https://www.facebook.com/Baratee/」を制作していた静岡市清水区の出版・デザイン会社「有限会社サンクデザインオフィス」さんが倒産(破産申請中)。

 参考URL:有限会社サンクデザインオフィス(静岡市・デザイン制作)の倒産情報 

http://www.shoko-data.co.jp/tousan/…/20170831cinqdesign.html

 

じつは私も取材・執筆・撮影でほんの少しだけ、かかわらせていただいていました。

 

静岡県で唯一、静岡にこだわり過ぎない、オシャレで尖がった内容を掲載していた雑誌。

ちょっぴりミーハーだけど、遊び心をくすぐるクリエイティブな記事や読者が知りたかった情報を毎号提供してくれていたのがBARATEEでした。他企業と連動イベントもやっていて、これからの活動をとても楽しみにしていたのです。

 

社長さんもスタッフのみなさんも、すごく頑張っていたのだと思います。

それは誌面からとてもよく伝わってきました。それだけに、この残念な結果というのは…何とも言えない気持ちです。

世界的な出版不況に、日本の地方都市のいち出版社は太刀打ちできなかったということでしょうか。結果はどうあれ、13号出し続けた編集部の努力に、労いと賞賛を贈りたいと思います。

 

以前自分のブログにも書きましたけど、私が東京の編プロで仕事をしていた頃よりも、雑誌や書籍が売れなくなってますし、それに伴って広告の契約もかなり困難になっているんでしょうね。それは地方のフリーペーパーでも、県内の書籍でも全国誌でも同じなんだと思います。原因はそれだけではありませんが、ひっくるめて言えば、世界的に、今が時代の転換期なのでしょう。私たちは、抗えないくらい大きな時代の変わり目の、真っ只中にいるのだと実感しています。

 

やっぱり静岡県内で出版社を作ったり、紙媒体を立ち上げたりするのは難しいのでしょうかね。

どこを見ても、マネタイズの面でとても苦労しているように感じます。「紙媒体」は、何かのオマケになっていくのか…それとも身銭を切って作るものになっていくのか(それは同人誌ではないかというツッコミはこの際なしで)…?

ここ最近、そんなことばかりずっと考えています。

 

自分が一生やっていく仕事としては「どうしても雑誌」にこだわりはありません。

私が今まで活動してきたことや書くことでお役に立てる場所があれば、新媒体や新しいメディアでもやってみたい。また、熱海を拠点にして、地元のクリエイターさんといっしょにそういった場所を創り出していけたら…ということも考えています。
まあ、県内でフラストレーションのたまる出版にばかり関わってきたので、「雑誌編集をもう一度やってみたい。できれば東京で」という気持ちが全くないと言えば嘘になりますが(苦笑)。矛盾してますよね…こんな時代ですから「流れ」というのは常に見ていかなきゃならんなあ…と思っています。

 

ちなみに、最終号ひとつ前の「BARATEE」のテーマは「僕らのメディア」。図らずも…というかなんというか。このテーマに今、いろいろと考えさせられています。

 

SNSでの宣伝の仕方がわからない人って多いよね

昨日のイベントでご挨拶させていただいた、東京の広告・宣伝関係の方もおっしゃっていた。熱海の方々はSNSの使い方(アピールの仕方)が下手だと。私は、ホームページ、ブログ、SNSを連繋させた発信はとっても大事だと思っている。

 

企業や団体だけじゃないよ、個人もだよ。

 

Facebookでイベントの宣伝したり、立派なことを述べているのに、なんで地球マークにして投稿しないの?あと、フリーランスの人で鍵かけてTwitterやってる人、意味わからん。

 

イベント開催する時に、SNSで情報出すじゃない?内輪盛り上がりでかまわないのか知らんけど、あれってほんとにイベントの開催情報を拡散するつもりがあるの?

ていうか、そもそも拡散するつもりがないとか、そういう戦略なのかな?

 

定期的にやってるイベントなら、情報を集積しておくホームページが必要じゃないのかなって思うけど、開設してる人(自治体や団体も)あんまり見ないよね。あと、作りっぱなしでずっと更新されてないとか。

 

(結果的に)情報の出し惜しみみたいになっちゃうことで、「いちばん届けたい人たちに届かない」っていう、非常にもったいない事態になってしまう。自分がやってることをもっと多くの人に知ってもらいたいなら、ホームページ、ブログ、SNSを連繋させて、定期的に情報をしっかり出した方がいいんじゃなかろうか?

 

ええ、私もストップしてたホームページとブログ、再開させますよ、めんどくさいけど。これだけ言っててやらないとか言ってたら、ただのダメな人だからね…やるよ…やるからさ…

 

 

人生は誰もみな

一度きりf:id:coby_cova66:20170809141612j:plain

大船軒のサンドウィッチはひと手間かけるとさらに美味しい

仕事の帰りに小腹がすいたので、駅で大船軒の『駅弁サンドウィッチ』を買いました。

 

日本初の駅弁サンドウィッチを売り出したのは、東海道線大船駅にある「大船軒」が最初。パッケージに書いてある説明によると、明治32年、大船軒創業者の富岡周蔵さんが、明治政府の要人・黒田清隆から勧められて考案したのだそうです。

 

黒田清隆って知ってる。幕末の薩摩の人でしょ?(浅い知識)
歴史の教科書に載ってた。そんなにサンドウィッチが好きだったのかよ…カワイイな(たぶん違う)。

 

他愛もない会話の中で何気なく
「これ家で食べるんですよ」と言ったら、

駅弁屋さんの女性スタッフさんが、
「このサンドウィッチね、フライパンで両面を炙ってホットサンドみたいにして食べると美味しいのよ」とアドバイスをくれた。

 

マジか!
それならばやってみましょう!

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レトロでかわいいパッケージ。軽いので若干不安になる重さ。

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鎌倉ハムとチーズのシンプルなサンドウィッチ。これは正解ですよ。

薄くカラシとバター(マーガリン?)が塗ってある。とてもいい感じです。


ホットドッグなんかもそうだけど、
野菜がはさんであると、どうしてもパンが水っぽくなって口あたりが良くない。
私が外でサンドウィッチを好んで買わない理由はそこにある。

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私は焦げ目が強い方が好きなので、トースターでよく焼きましたよ。
サクサクと香ばしくて、チーズがトロッとして、ハムのうまみが出てる。

 

なるほど確かに美味しい。


これはやってみたほうがいいですよ。オススメ。

こんなブログだけど書いててよかったと思った出来事

一日にひとりか二人ぐらいしか来ないっていう、驚くほど過疎ってる駄目ブログだけど、つくづく、実名出して書いててよかったと思う出来事が発生した。

 

高校時代からの親友の行方がわからなくて、どんな手段でもまったく連絡が取れなかったんで、「どうしたもんじゃろのう」とめちゃくちゃ心配していたのだけど、ある日突然、メールで連絡が来た。

 

彼女の現在の状況は、私には想像できないくらいヘヴィで、ものすごく理不尽な立場に置かれていた。そんな彼女が打ちひしがれている時、ふとしたきっかけで私のブログを見つけてくれて、それを読んで「のりちゃんもいろいろ苦労してるんだ…」と元気が出たとのこと。

 

いや、あなたの苦労にくらべたら私の苦労なんてね…宇宙の塵かハナクソみたいなもんですよ…逆に恥ずかしいわい(笑)

 

ほんと毎日ネタがなくて(ネタはあるんだけど自分が気づかなかったのかも)、「何の役に立つんだコレ」と毎回半ベソかいて苦しみながら書いてるブログだし、ここんとこ書くネタも書く気も起こらなくて全然更新してなかったけど、こんなに広いネットの海のなかから私のブログを見つけてくれて、でもって少しでも元気になってくれて、ほんとにほんとに、号泣してしまうほど嬉しかった。

不特定多数の方に読んでもらって楽しんでもらったり、ブログがきっかけで仕事がきたりするのも、そりゃ嬉しいけど、苦境に立ってた親友を元気づけてやれてたってことが何よりも嬉しい。

そんでもってまた、ブログを書こうという気が起こってきたわけなのです。

 

こんな駄ブログでも、自分の知らないあいだに誰かの役に立ってるなら。自分が思いもよらない人を勇気づけてあげられるなら。

少しでも多く更新して長く発信し続けることに、ほんの少しでも意味があるってことだ。

 

ここのところ、家の者からの理解がまったく得られず、自分の意思がうまく回らなくて折れそうになっていたところに、こんなに嬉しい連絡が来てほんとうに勇気が出た。

 

ありがとう、と言いたいのはこっちのほうです。本当にありがとう。

 

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