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伊豆在住ライター小林ノリコの伊豆グルメ情報+∞ (仮)

毎週火・木曜更新。 covanonwriting.themedia.jp/

私がnoteを有料公開にしない理由

 これでも一応、文章を書く事を生業としている私ですが、今のところ自分のnoteを有料公開にしようとは思いませんなあ……。話題のプラットホームなので、とりあえず登録はしてみたけど。

 

読者だったらどんな人の記事が読みたいか考えてみる 

例えば私みたいな無名のライターが書いた、オススメの飲食店の紹介や時事ネタぼやきなんて、いくら面白く書けていたとしても、1記事100円とか200円で買うかしら? マッキー牧元さんや吉田類さんみたいな知名度のある方が書いた記事ならともかく。

好きな漫画家や作家が有料で作品を公開するのだったら、お金を払ってでも読みたい。著名な評論家やジャーナリストが、ほかの媒体では書けない独自取材の記事を有料で公開するのなら、いくらか払って読んでみたいと思う。

それって全部、自分自身(ユーザー)が「興味のある人・事柄に対して」ですよね。いくら有名でも、嫌いな作家やジャーナリスト、興味のない漫画家の作品に、わざわざお金は払わないもの。

 それに、有料コンテンツにした人が増えたからといって、優れた内容の記事がネットにあふれるとは限らない。書き手の数が増えるに従って、そのうち「クソ記事なのに金取りやがった!」「詐欺だあ!」といった苦情やトラブルがあふれるような予感がする。

逆に無料コンテンツだからといって、内容のないダメな記事ばかりだとも限らない。もし有料と無料にクオリティの差があるとしたら、文章を書く事・読んでもらうことに対する書き手の姿勢に問題があるんじゃないかと思うのですよ。

結局、有料記事に課金するかしないか、っていうのは、書き手の「ファン」か「ファンじゃない」かを分けるフィルターに過ぎないんじゃないかなあ。

うーん。「文章そのものを売る」っていうのは、形がないだけに本当に難しいものですね。

 

大抵の人は理由があって無料公開している

私がブログをやっている理由は、「伊豆でこんなライターが頑張っているよ」という宣伝のためだったり、今やっているWebライティングの仕事で覚えた手法や、本などから得た手法を試してみるためだったりします。

ですから今の段階では、有料公開にする意味が見つからないんですよね。お仕事として書く事で報酬をいただいているので、別に一般のブログ読者からお金をいただかなくても構わないです。でも、無料で公開しているからといって手抜きをしようとは思いません。手抜きするくらいなら書かずにお休みしますわよ。

これから独自取材の記事もブログやnoteに上げていきたいと考えていますが、取材した人や事柄をより多くの人に見てもらいたいと思っているので、無料のままで公開します。

 

実際に結果を出している人、有料公開にしたほうが向いてる!と実感した人はやればいいと思います。有料公開して儲かった~!というのなら、それはそれで「良かったですね」。

「儲かった」「得した」からといって、無料公開している人達を無用に煽ったり、見下したりするのは筋違いではないでしょうか。その逆もまたしかりです。

 

 

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伊豆在住フリーランス・ライター小林ノリコ

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地方在住のフリーランサーが、千葉の英雄・JAGUARさんを見習うべき5つのポイント

ちょっと最後の一文が麻生太郎さんみたいになっちゃったけど、先日のツイートです。

最近よく地上波のテレビ番組でも紹介されているらしいので、JAGUARさんのことを目にした人のある人は多いかもしれません。

私がJAGUARさんを初めて見たのは、子供向けテレビ番組『パオパオチャンネル』だったように記憶してるけど、当時からそのインパクトは半端なかった。子供心に「この人の職業は何なんだ!?」と疑問に思ったし、「もしかしたら本当に宇宙から来たのかも」とまで思ってしまうくらい強烈な存在感だったのです。

思い出話は置いといて、とりあえずジャガーさんの経歴(Wikipediaですけど)を見て欲しい。

ジャガー (ローカルタレント) - Wikipedia

ねっ⁉何だかすごすぎて訳がわからないでしょう? JAGUARさんは、もともとプロのミュージシャンだったから顔が広く、実力も本業もある方なんだれど、とにかくやってることのスケールがデカい。

30年も前から、今で言う「自由な働き方」で「好きなことを仕事に」しているJAGUARさん。その発信力と先見性のすごさを改めて称えずにはいられません。というか地方在住のフリーランスや、兼業で好きなことを仕事にしている人は、今こそ彼の手法を見習って、自分の活動を発信してみてはいかがでしょうか。

 

東京では珍しくないけど、地方ならダントツで目立てる

地方で何かやるだけで、それはもう、勝ったも同然。なぜなら、他に同じことをやってる人がほとんど、いや、まったくいないからだ。JAGUARさんはその象徴のようなもの。

地方在住のフリーランスは彼を見習って、「地方にいる」ということを最大限利用したい。東京との情報格差なんて、今となってはないに等しいので、ニーズなんて絶対にどこかにあるはずだ。現に、JAGUARさんは地元にニーズがあった……というよりも、もともとなかったニーズを自ら作り出した!

 

順序が逆でもいい。好きなこと・やりたいことをやれ

ロックで成功したことで財を築き名を成し「ビッグ」になった矢沢永吉「成り上がり」とは対照的に、まずビジネス(洋服直し)で成功して財を築き、それを元手に節税対策の一環としてフォークロック(格好はヘヴィメタル)シンガーソングライターとして名を売ったジャガーを評して、みうらじゅん「上がり成り」と呼んだ。

 

ジャガーローカルタレント)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88))。2016年2月15日10:00(日本時間)現在での最新版を取得。

「上がり成り」!さすが尊敬するMJ師匠、言い得て妙です。 

好きな職業に就けなくても、行動力と資金さえあれば好きなこと・やりたいことができる世の中です。好きなことで稼げなくても、別の職業で稼ぎながら好きなことを地道にやり続けていれば、いつか逆転する日が来るはず。それを実現しているのが、ほかならぬJAGUARさんなのです。

 

地元メディアをジャックして発信する

JAGUARさんみたいに、「テレビ局の枠を買い取って自分をメインにした5分番組を11年間放送し続ける」って、今でもなかなかできることじゃないです。80年代当時、そんな提案をすること自体が規格外だし、地元メディアを「利用する」なんて地方に住む一個人には思いもつかないこと。それなのに何で通っちゃったのか……それはやっぱり「地方」だからなんでしょう。目の付け所、マジですごい。

今はYouTubeやニコニコなど、映像で自分を表現する手段はたくさんあります。それを利用するのも良いんだけど、やはり訴求力があるのは、テレビやラジオ、新聞、雑誌などの地元メディア。広告をうつ・CMを流すとかそんな生ぬるい手段ではない。小さくても自分の冠番組やレギュラーを持つのだ。できなければ、地元メディアで一番視聴率のある番組に取材してもらうのもいい。

言葉はあんまり良くないけど、結局、企画出したもん勝ち、やったもん勝ちなんだよね。

 

仕事で使う道具をケチらない

JAGUARさん、お金のかけかたも半端ないです。というか、どこにお金をかけるべきかを知ってるんですな。さすが実業家です。

1980年代中盤というコンピューターが普及していない時代に、自身の作品制作の環境として発売当時1200万円で販売されたフェアライトCMIを常設した総工費1億円のレコーディングスタジオを設立し(後にデジタルレコーディング対応)、レコードレーベルを設立した。そして作品発表の舞台であるライブハウスという場を自前で建設し、自らの音楽ととそれらライブの広告宣伝を行うテレビ番組を自らスポンサーとなり放送媒体に提供した。またこのスタジオはテレビ放送に当たって、総額1億円を投じてテレビ会社と同一仕様の録画機器も備えられた。 

 

ジャガーローカルタレント)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88))。2016年2月15日10:00(日本時間)現在での最新版を取得。

 すごい。お金のかけどころを知ってるどころか……採算度外視だよね、これ。この規模になると、本業でかなり稼いでいるからできることなのかもしれない。しかし、ささやかに稼いでいる身であっても、仕事で使う機材や道具はケチらない方が良い。見栄を張れというわけではない。フリーランスであってもプロですからね。いい道具を使っていい仕事をしたいものです。

 

自ら仕事を作りだし、地元で発信力のある後進を育てる

東京にまあまあ近い地方都市を元気にする秘訣は、まさにここにあると思う。静岡県もそうだけど、東京には近いが通うには遠いから、若者はみんな地元から出て行ってしまう。だからと言って地元には仕事がないし、文化を生み出せるような場所もない。じゃあ、ないなら作ればいいじゃない!そして、未来ある若者に夢を託せばいいじゃない!

自身の活動拠点であり、ジャガーの後を追う若い才能達のために演奏する場を提供したというライブハウス「ジャガーカフェ(邪我火布絵)」(前身はバンドオブジプシーズ)と、松戸市馬橋に「CLUB MIX」(現在は共に閉店)では、売れないセミプロバンドに格安で場所を貸すだけではなく、飲食まで提供していたという、いかにもジャガーらしい太っ腹なエピソードがある。下積み時代のX JAPANGLAYジャガーの世話になったと言われている。特にX JAPANhideは、ジャガーが経営する美容室で働いていたことがあり、TAIJI喫茶店で働いていたことがある。

 

ジャガーローカルタレント)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88))。2016年2月15日10:00(日本時間)現在での最新版を取得。

ええっ、あのX JAPANが⁉GLAYが!?  彼らの立身出世の陰にJAGARさんあり。でも、真の人格者JAGUARさんは、その功績を自分で吹聴しない。影の立役者に徹することで、それがいつか伝説となることを彼は知っているからだ(たぶん)。

 

ざっとまとめてみたけれど、スケールが違い過ぎるし、何だか凄すぎて、私なんかは足元にも及びそうにないです……でも、JAGUARさんのアグレッシブな活動からは、熱い「地方在住者スピリッツ」を感じます。

地球にお住まいになってからずいぶん長いと思いますが、いつまでもお元気で、私たちに刺激とインスピレーションを与え続けて欲しい。そう思わずにはいられません。

 

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伊豆在住フリーランス・ライター小林ノリコ

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SCHAFT 『ULTRA』 とライヴツアー、そして「モヤモヤ」の一部が昇華される

 

「レコーディングからツアーまで全通したボクの感想」って、あなたもメンバーじゃんか!とツッコミを入れたくなっちゃった(苦笑)。

それはそうと、「今回目指したのは『SCHAFT2016』であり『SWITCBLADE2016』ではないという事」というのは、過日、拙ブログに記したとおり、東京の最終日を見て私もそう実感した次第。

 

coby-cova66.hateblo.jp

 

長い長い謎解きの時間、それはもう楽しかった。音楽を聴いてこんなにヤキモキしつつも純粋に楽しかったのは何年ぶりだろう。

でもって、『SWITCHBLADE』って、とてつもなく高くて牢固とした壁だったんだなと。確かに、初めてアルバムを聴いた第一印象は「モヤモヤ」だった人が多かったと思う。だって、ダイジェストだけ聴いて行った私ですら「モヤモヤ」だったんだもん。

ライヴを体感しなければ、このプロジェクトの本質というか……その正体はわからない、っていう仕掛けだったんだ。何だよそれ!

もうね、SCHAFTにまんまと一杯食わされた!最高!

 

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みんなに届くものを作れる人は、届けたい人を明確に頭の中に置いている

先日ツイートしたこのエントリーを、思いのほか多くの方にリツイートしていただいています。

以前、このアーティストの同じ発言を、まったく違う切り口でブログに書きました。そう、私が「裏切り者め!」と思い込んでいた、あのアーティストです。

彼のこの発言で、そのバンド対する見方がかなり変わりました。正直、話を聞いてめっちゃ感動しましたし。

coby-cova66.hateblo.jp

 

「届けたい人」を思い浮かべて曲を作ったからといって、「全員が絶対にうまくいくよ!」というわけではありません。それがアーティストにとって、本当に良い道なのかもわかりません。
しかし事実、このアーティストは、「届けたい人」を明確に思い浮かべて曲を作った結果、飛躍的に若年層の男性ファンが増えました。すでに彼らのキャリアは20年以上になりますが、今でも息の長い人気を誇っています。

当時、それは急な路線変更だったので、インディーズ時代から応援していたコアな女性ファン(私を含め)は混乱し、まるで潮が引くように去って行ってしまいました。「コアな女性ファンは良くないファンだ」というわけではありませんよ。たぶん、女性ファンが増えすぎてしまったロック・バンドがよく陥る悩みだったんじゃないかと思います。

かなりの紆余曲折があったと察しますが、思い切った路線変更が功を奏した、まれなパターンと言えるでしょう。それができたのも、「この人に届けたい!」と思う対象が明確になったからなのかもしれません。そのへんのインタビューを読んでないので、ただの憶測ですけど。

 

人間は日々成長する生き物なので、変わることは悪いことではないと思います。もちろん、ずっと変わらず届けたい人に向けて発信し続けている人も。

届けたい対象をはっきり設定すれば、「どういったものをどういう形で発信していけばいいか」が明確になります。発信しているものがわかりやすく整理されることで、「届けたいもの」がより多くの人に伝わっていくのだと思います。

いいものを発信している自信があるのなら、その他大勢の顔色なんて気にすることはないですよ。

発 信 し 続 け ろ !

 

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20年前にも恵方巻き売ってたけど、大量廃棄なんてしなかったよ!って話

ちょっと時期はずれな話題で申し訳ないけれど、今月とっても気になったこの話題について。

www.j-cast.com

うちの近所のコンビニにも、到底完売しそうもない本数の恵方巻きを山ほど積んであった。完売したのか廃棄したのかは知らないけれど。販売のノルマがあるのかもしれませんが、ほんと、もったいないですね。

 

このニュースを見て思い出したことがあった。

20年以上前、私が学生の頃バイトしてた広尾の持ち帰り寿司屋は、本店が関西にあったので、その当時から毎年2月は恵方巻きを推していた。

まだその頃、東京で(全国的にも)恵方巻きの認知度は低くて、コンビニやスーパーでも恵方巻きは売っていなかった。だから、ほんっとに、びっくりするほど全然売れなかったんだ。

 

みんな恵方巻きがどんな商品なのか知らないから、「カットしてください」って注文するお客さんが続出。「縁起物ですが切ってもよろしいですか?」と改めて聞いても、「え???構いませんよ?」と大抵の人が気にも止めていなかった。定番メニューの「太巻き」も1本売りしていたので、恵方巻きも同じものだと捉えられていたのだと思う。

いちおう、食べ方や由来を書いたポスターを貼り出していたんだけどね……みんな忙しいから、ンなもん読まないよね~。

挙げ句の果てに「私、関西のお寿司は食べないの!」と、わざわざ有閑マダムが主張しに来る始末。あのマダムの形相、今でも忘れないわ……。

 

今、全国的に認知度が高まっていて、本当に驚くばかりです。冒頭に載せた、こんなニュースのようなことが発生するってことは、まだまだ、全国の各家庭にまで恵方巻きの習慣が入り込んでないってことなんでしょうね。

私がバイトしていたお寿司屋さんも、毎日わずかに売れ残りが発生していたけれど、個包装ではなかったので、カットしていなり寿司とセットにして、その日の閉店時間までにきちんと売り切っていました。

コンビニってそれができないから、廃棄するしかないのでしょうね。消費期限の時間が来たら、値引きして売り切ることを許可するとか、せめて少しでも売り方を考えたらいいのだろうけど、たぶん考えないんだろうなあ。きっとまた、来年も同じ話題が繰り返されるのでしょう。

 何なんだろう、この、時代に逆行したコンビニのやり方って……。

 

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