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伊豆在住ライター小林ノリコの伊豆グルメ情報+∞ (仮)

毎週火・木曜更新。 covanonwriting.themedia.jp/

狩野英孝の彼女みたいな文章で発信してるレストランには、いくら美味しくても行きたくない

芸能ゴシップは好きじゃないんだけど、目の前に流れてくると野次馬根性がにじみ出てきて有り余りますよね、でお馴染み、ゲスの極みコバノンです。

狩野英孝さんの彼女とやらが、ブログだかインスタだかで「ゎ」「ゆった」と書いていて、先週、ツイッターで割と話題に上ってました。彼女はタレントさんだというので、それについては(キャラづくりもあるだろうし)全然批判はしないんだけど、この話題をきっかけに、ちょっと思い出したことがあった。

 

沼津市内に、ちょっとオシャレな(ハイクラス向けまではいかないけど、一見そんな雰囲気)レストラン・バーが最近できまして。パッと見、何屋さんなのか全然わからないところがまた良いな~と思って、機会があれば行ってみようと思ってたんですよ。

で、そのお店のfacebookページを探してみたら、エントリーに「今日のおすすめゎ」「チェックしてくださぃ」「皆様に支ぇられ」って書いていたので何だか行く気なくしたわけです。なくしたというか、「萎えた」というのが正直なところ。

別にお店をディスりたいわけでも、「ゎ」「ぃ」を使うのが悪いとかダメだ、というわけじゃないんです。ただ、10代や20代前半の若い子が使う表現だったので、「私のような年齢の人が行くお店じゃないんだな」と判断したまで。

 

facebookページを読む限り、わりと本格的で質の高そうな料理を出しているし、雰囲気だって落ち着いていてゆっくりと料理が楽しめそうな感じのお店だったから期待していたんだけど、案外カジュアルで賑やかなお店なのかなあ……とか、想像したような雰囲気じゃないのかなあ……とか不安になったわけです。

 

静岡県某所の名店ガイド本を作った時もそうだったんだけど、お店側は「フレンドリーな雰囲気を出したい」とか、「他店と差をつけたい」「集客につながる」と思ってやってるフシがある。良かれと思ってやってるから、上手く説得するのが大変なんですよ。

前出の沼津市のお店が、facebookで未だ「ぃ」「ゎ」を使ってるってことは、身内や常連客が誰も注意してあげてる形跡がないということなんで、まあ(含み)、そういうお店なんだろうな……ということだと判断。

 

お店の情報をSNSで発信するってことは、文章の質や内容・表現で、来て欲しいお客さんをある程度「分ける」ってことに等しいんだと思う。お客さんがどんな考え方を持っている人か、お客さんはどのくらいの収入のある方か、商品に対してどんな感情を抱いている人か、どんな目的でお店を使ってもらいたいか。要するに情報を発信するときも、それなりの「ペルソナ」が必要だということ。

 

「ゎ」「ぃ」を積極的に使う年代や、そういった価値観のお客さんを増やしたいと言うのなら、使い続けても構わないと思います。そのほうが効果的な場合もありますから。

SNSって気軽に投稿できて便利だけど、商売に使うのであればもう少し考えてお使いになっていただきたいです。

 

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