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伊豆在住ライター小林ノリコの伊豆グルメ情報+∞ (仮)

毎週火・木曜更新。 covanonwriting.themedia.jp/

「とは」「べき」を考えがちな、ライター・編集者志望の若い人たちへ

たぶん20代ぐらいの若いライターや編集者(特にWeb系)に多いと思うんだけど、「編集者・ライターはこうあるべき・こうありたい」「出来る編集者とは」「編集者とは何か」とか、めちゃくちゃマジメに考えている人って多いんですね。そういうテーマのイベントがあると、すぐ満席になるみたい。

 

自分の職業のことを真剣に考えるのは悪いことじゃないです。でも、ほかの職業でここまで考えることってあるんだろうか。うちの家業で考えるとどうだろう。

「表具屋とは何か」

「できる表具屋とは」

「表具屋はこうあるべき」

「こういう表具屋でありたい」……。

「そんなことブツクサ言ってる間に、一枚でも多く襖貼って腕を磨け!」と親父さんに怒鳴られそうです(いつも優しいですよ)。

 

冗談はともかく、どの職業でもそんなもんじゃないでしょうかね。

いったい、「できる人」ってどういう人なのかしら? その人が「できる人」かどうかなんて、結局、他人が判断することなんじゃないのかな? かつて私が見てきた雑誌の編集者やライターさん(男性が多かったが)には、そんな完璧な人、ぜんっぜんいなかったぜ?

まあほんと、怪しくて口の上手い人が多かったね。ウソウソ(半分くらい本当だけど)、まず普通にテキパキ仕事してる編集者が多かったですよ。

特別「すごいな」と感じた編集者さんて、どうでもいい余計な知識をいっぱい持っていて、記事がや企画がいけるかいけないかをすぐ判断できる目を持っていて、その場で物事をサクサク決められる人が多かったように感じる。

  よく言うところの「気付き」も、仕事しているときの先輩の背中から自然に学ぶとか、自分が仕事で上手くいったり失敗したりしたときに得ることが多かったので、今でも自分の糧として身体の中に染み付いている。だから、いわゆる「メンター」の存在って大切なんだと思います。

 

ていうか……なんか、編集者・ライターを特別な職業だと思ってませんかね? 

私は、編集者・ライターを含むクリエイターって、特殊ではあっても特別な職業ではないと思います。時間が不規則なだけで、基本はほかの技術職と何ら変わらない。「特別だ」って考えるから思考が停止して、本来の道を見失うんじゃないかしら。

しかも20代なんて人生まだまだなのに、基本ができてないうちに完璧なんて求めない方がいいと思うんだよなあ。 

最近は、みんな何にでも結果を早く求めすぎるね。

30代でも、「俺は極めた!」「完成した!」なんて実感している編集者やライターなんてほとんどいないのに。いたとしたら「そこで成長をやめちゃったのか、つまんない奴!」って思うけどな。

 

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伊豆在住フリーランス・ライター小林ノリコ

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