伊豆在住ライター小林ノリコの伊豆グルメ情報+∞ (仮)

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イラストレーターさんにお伝えしたい、アナログで壁画を描くという仕事

イラストレーターさんは、壁画を描く技術を持っておいた方がいいかもしれない。

 

絵の種類にもよると思うけど、オシャレで今っぽい感じのイラストを得意としている人はとくに。

 

某お店を取材したとき、オーナーさんから聞いた話。
店舗の表面に、昔っぽいかわいらしさのあるグリム童話のイラストが欲しかったので、県内の看板屋さんを当たったのだが、壁画を書ける職人さんがついぞ見つからず。
ようやく県外の看板屋さんで、壁画を描いてくれる人が見つかって、昔の童話絵本を見本に描いてもらったという。確か、銭湯の壁画を書いてるっていう人だったかな。

 

とってもかわいかったので、私もこの話を聞く前に思わず写真に収めてしまっていた。

 

壁画を描いてもらってから、お店の写真を撮っていくお客さんが増えたそうだ。この話を聞いたのはインスタが流行る前なので、SNSのことなんてオーナーさんは考えてなかったのかもしれないけど、昔より駐車場に停まってる車が増えたように見える。

 

 

最近、いろんなところで壁画を見かける機会が多いけど、多くは地元の学生が描いたものや写真を転写したもので(それもいいかもしれないけど)、観光客が思わず写真に収めたくなる絵は数少ない。
子どもたちが心を込めて描いたってのは伝わるけど、まあ、それだけだよね。

 

プロが描いたものってやっぱり伝わるものがあるし、人を惹きつける魅力があると思う。

 

ヘダトロールや、三島市梅名にあったhaterumaの壁面にサノユカシさんがイラストを描いて、それがとってもオシャレでカメラに収めたいと思ったし、小泉智秋さんが描いたSpokeCafeにある伊豆半島の壁画や、ヴィラヴェッラの店内の壁画は、お店の個性のひとつになってたし、お客さんが写真を撮るスポットにもなっていた。

静岡県東部・伊豆あたりだと、アナログでイラストを描ける、しかも看板や壁に!っていう技術のある人って少ないんじゃないかな?

 

挿絵やLINEスタンプSNSの漫画を描くっていうマネタイズの方法も面白いけど、壁画ほどたくさんの人の目に触れて、自分の宣伝になる媒体(!?)ってそうそうないんじゃないかしら。

 

アナログのできる人って強いな~と、つくづく思う今日このごろでございます。

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▲地元在住のイラストレーター・小泉智秋さんが描いたSPOKE CAFEの壁画